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5月, 2022の投稿を表示しています

薬膳料理の薬効の広がりを表現してドクダミとパクチーとアザミを生ける

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白い大きめの花がドクダミで、周囲の白い小さな花がパクチーで、紫色の花がアザミである。 自然派華道家として花材を求めて野山を散策していると、食べられる野草があちこちにあるわけである。 しかし、これが似たような毒性のある植物いわゆる毒草もあるので、野草のシロートは注意しなければならないのである。 しまった、あたしもシロートだった。 もちろん天才華道家の象師匠といえども、毒草についてはたいした知識もないのである。 なにしろIQ140の極め付きの低知能であるから、知ってることしか知らないのである。 そらそうだ。 キノコ同様に安易に判断して野草を食べると、「イテテテ、おなかが痛い、吐き気もする、救急車呼んでくれ~」なんてことにならんとも限らんのである。 何事もシロート判断は怖いので、我が100万坪の大菜園で育てたアザミとパクチーとドクダミを採集して薬膳料理として食う前に生けるわけである。 ドクダミとパクチーはともかく、意外に知られていないのが、アザミは食用あるいは薬膳となることである。 アザミはキク科アザミ属の多年草で、開花期は主に5~10月であるが種類によって違う場合もある。 料理法は野草の定番の天ぷらにしたり、早春の柔らかい新芽を茹でてお浸しや味噌汁に入れたり、育ったものは葉を取り除いて茎や根の部分を塩を一つまみ入れてよくアク抜きして油炒めにしたり塩漬けにしたりするのである。 食物繊維、カリウム、カルシウム、ポリフェノールを含み、薬膳としては利尿、解毒、止血、むくみ、にきび、吹き出物などに効果があるとされているのである。 ということで、ドクダミとパクチーとアザミの薬膳としての薬効が人体数十兆個の細胞に広がる様子を表現してみたわけである。 まさに気功の一環としての生け花である。 なるほどねー。 自分で感心するなよ。 いや、何か一発ボケとかないと。 ボケになってないけどねー。 そら悪かったね、ぷんぷん。 ヘタクソかよ。 ・ 象気功

生命の爆発を表現してダイコンの花とニワフジとブタナを生ける

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史上最強の超絶念力霊能気功家として世界の平和を念じなければならないお役目をほったらかしにして、花ばかり活けていていいものだろうかという危惧は、ぜんぜん無い。 無いのかよ。 くそー、エルゴノミックキーボード4000のリストパッドがはがれてしまった。 このキーボードは非常に便利なズームボタンが付いていてお気に入りであるが、とっくに生産終了でもう売ってないので、なんとかもう少し持たせたいのである。 まあ、リストパッドというのかどーかはしらんが、とりあえずガムテープで応急処置である。 ううむ、どーでもいい。 なら、言うな。 ハイ。 白い花がダイコンの花で、ねじめの紫色の花がニワフジで、黄色い花がブタナである。 ダイコンの花は、食用としてどなたもお召し上がりになるいわゆる「ダイコン」の花である。 我が自然農園にほったらかしになっているダイコンから元気に伸びたものである。 ねじめのニワフジ(庭藤)はマメ科コマツナギ属の落葉小低木である。 ブタナは道端に咲いていたところを自然派華道家のあたしの目に留まり、めでたく華々しい生け花としてデビューの運びとなったのである。 なにしろブタナである。 ひどい命名であるが、当初はタンポポモドキという、これまたタンポポのバッタモン扱いの名前だったのである。 それなりに一生懸命咲いているお花さんに対して大変失礼な話であるが、花自体がとにかくタンポポに似ていて、花だけでは見分けがつかないぐらいである。 ブタナ(豚菜)は、キク科エゾコウゾリナ属の多年草である。 原産はヨーロッパで、日本では外来種(帰化植物)の雑草害草として邪魔者扱いであるが、もちろん華道家としては、どの花も花であるので分け隔てなく生けるわけである。 ブタナは根までほぼ全部が食用となるが、あたしはまだ食ったことがないのである。 ううむ、食ったことがないのはグルメ気功家としては面はゆいばかりであるので、来年は食ってみるのである。 来年かよ。 ・ 象気功

山道の藪を表現してガマズミとツツジを生ける

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小さな白い点々の花が本日の主役のガマズミで、大きな赤い花がツツジである。 ガマズミ(莢蒾)の学名はViburnum dilatatumで別名にアラゲガマズミ、カリンカ、ビブルヌム等があり、レンプクソウ科 / ガマズミ属(ビバーナム属)の落葉低木である。 ガマズミの花期は5 - 6月で、ごらんのような小さな白い花を咲かせ、初夏から観賞できる赤い果実は食用となり、秋の紅葉と合わせて長期間観賞できる樹木である。 我が家では先祖代々、ガマズミをドドメと呼んでおり、そのいわれは土留めから来ているのかどうなのかは定かでないが、とにかく今回この花を生けるにあたって正式名称をスマホの便利な写真検索機能で調べたらものの見事に簡単にガマズミであることが分かったのである。 時代は実にコンビニエンスになってきているのであるが、実にどーでもいい話である。 山道に分け入ると藪があちこちにあって、いわば野草のパラダイス的な趣きである。 それをいかに表現するかが自然派華道の象形流の腕の見せ所であるが、いわゆる生け花のお稽古で習う生け方とは一線を画すあれこれである。 山道散策の道すがらの藪の風景に見えましたら拍手ご喝采である。 もちろん花を生けることも気功修行の一環であるので、あだやおろそかにあれこれしてはいけないわけであるが、そこはそれ心のどこかにお楽しみもないと続かないので、やはりあれこれしてしまうわけである。 なに言ってるの? しらんがな。 出ました、しらんがな! やかましわ。 ・ 象気功

梅雨の予感を表現して白あやめを生ける

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花ばかり生けやがって、お前は華道家かよ。 そうです、わたしが華道家の変なおじさんです。 変なじじいだろ。 😢え~~~~~~~~~~ん。 ううむ、くそつまらん。 ということで、アヤメはアヤメ科アヤメ属の多年草である。 そらそうだ。 前回に生けたジャーマンアイリスはドイツアヤメともいう通りアヤメからの交配種であるが、いわばこちらが本家であるわけである。 漢字では菖蒲と書くが、蒲の穂状の花のショウブも菖蒲と書くので、その混同を避けるために、季語としてのアヤメは白あやめ、あるいは花あやめと称するのである。 ちなみにアヤメはユリ目アヤメ科で、ショウブはオモダカ目サトイモ科であるので、葉の形が似通っているが系統がまったく違う植物である。 そこで一句。 夕風に 水の予感の 白あやめ 何言ってるの? しらんがな。 アヤメの花が咲くと、梅雨の予感がひしひしとあたしの心のひだにあれこれするのである。 実際には梅雨入りはもう少し先であるが、アヤメを見ると水あるいはしっとりとした感覚が醸し出されて、いつも「ああ、夏が来る」と思うのはあたしだけかね。 ううむ、きわめてちょーしが悪いな。 ・ 象気功

日本の明日を夢見てジャーマンアイリスを生ける

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  まったく意味不明なタイトルであるが、もちろん口から出まかせである。 おいおい。 象形流華道は、日本に数多く存在する諸派の、あれこれ型にこだわる華道から一歩も二歩も三歩も先んじて、天・地・人も、真・副・体も、真・副・控も、主枝・客枝もない、そんなもんはどーでもいいという、てきとーいいかげんに生ける華道である。 こらこら。 野の花自然の植物樹木を採集して生けることを基本として、あたしの並外れたゲージュツ的感性と才能だけに頼る自由極まりない生け花である。 実はこのジャーマンアイリスは我が100万坪の大庭園の一角に知人が勝手に植えて行ったもので、その後、良い色合いの株を持ち去って、その残りの、知人的にはいわば変な色合いの皆さんである。 どうも、原種というのか当初の色合いは作品下部のえんじ色のものであったらしく、放っておくとほかの色合いのものもどんどんえんじ色になってしまうのである。 その結果、現在は青色とえんじ色の株だけになってしまったのであるが、あたし的には、それもこれも神の思しめであろうから、まあいいやということである。 この罰当たりの無神論者が何を言うか。 いいじゃん、このぐらい、言わせてよ~。 アヤメとジャーマンアイリスの見分け方なんてまぬけなネットのネタがあるが、見分けるも何もアヤメとは相当に違うので誰でもひとめでわかるのである。 まあ、アヤメにもいろいろ品種があるので、中にはジャーマンアイリスと見分けのつかないものもないとは言えないだろうが、相当に違うと再度念を押しておくのである。 ジャーマンアイリスの本名はドイツアヤメで、アヤメ科アヤメ属の植物を交配したもので、野生のものはなく、1800年代の初期にドイツやフランスで品種改良されて、その後、さらにアメリカが多数の品種が作られた多年草である。 花期は5 - 6月ごろで、開花期が短くあっという間にしおれてしまうので、生け花としては採集も含めて時間との闘いである。 生け花に戦いもないもんであるが、かつては花戦と言われた通り、競って自らの技術才能を誇示したわけである。 なんのくだりだよ。 しらんがな。 こんなんでええんかな。 ええわけないやろ。 その変な関西弁はやめろ。 やだよ~~~~~~~~~~だ。 ああ、情けなくて泣きそうになってきた。 もちろん、華道家としては一瞬の花の輝きをいかにこの世に残して差し上げるかと

ゴールデンウィークを表現してシランとツツジを生ける

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ゴールデンウィークを表現するといっても、なにしろ形而上のテーマになるわけであるから、ひとそれぞれ、思いもそれぞれで、何が何してなんとやらである。 それでそのテーマに合う花を探して我が100万坪の大庭園をうろうろと散策してみたら紫の花色も鮮やかなシランが咲いていたのである。 シラン(紫蘭)は別名を紅蘭(こうらん)、白笈(はくきゅう)と呼ばれ、ラン科シラン属の多年草である。 おおこれだ、何しろ紫蘭というぐらいであるから、花の王様の蘭の仲間である。 しらんがな。 やめろ。 ハイ。 とにかく、これ以上ゴールデンウィークにふさわしい花はあろうかと、勝手にこじつけていそいそと採集したのである。 その花の王様の蘭をいかにしたら活かせるかと、さらにうろうろと大庭園を歩き回ったら、白いツツジが今を盛りと花開いていたので、ううむ、これはいい、これを合わせればまさにゴールデンウィークの取り合わせだと、これも勝手にこじつけて、生け花用の花鋏では枝が太すぎて歯が立たないので、植木鋏を持ち出してバツンバツンと切ったのである。 さてさて、ゴールデンウィークが表現できたかどうかは見たもののお楽しみであるが、あたし的には大満足である。 いやー、生け花ってほんとにいいもんですね。 何が? しらんがな。 ・ 象気功