山道の藪を表現してガマズミとツツジを生ける

小さな白い点々の花が本日の主役のガマズミで、大きな赤い花がツツジである。

ガマズミ(莢蒾)の学名はViburnum dilatatumで別名にアラゲガマズミ、カリンカ、ビブルヌム等があり、レンプクソウ科 / ガマズミ属(ビバーナム属)の落葉低木である。

ガマズミの花期は5 - 6月で、ごらんのような小さな白い花を咲かせ、初夏から観賞できる赤い果実は食用となり、秋の紅葉と合わせて長期間観賞できる樹木である。

我が家では先祖代々、ガマズミをドドメと呼んでおり、そのいわれは土留めから来ているのかどうなのかは定かでないが、とにかく今回この花を生けるにあたって正式名称をスマホの便利な写真検索機能で調べたらものの見事に簡単にガマズミであることが分かったのである。

時代は実にコンビニエンスになってきているのであるが、実にどーでもいい話である。

山道に分け入ると藪があちこちにあって、いわば野草のパラダイス的な趣きである。

それをいかに表現するかが自然派華道の象形流の腕の見せ所であるが、いわゆる生け花のお稽古で習う生け方とは一線を画すあれこれである。

山道散策の道すがらの藪の風景に見えましたら拍手ご喝采である。

もちろん花を生けることも気功修行の一環であるので、あだやおろそかにあれこれしてはいけないわけであるが、そこはそれ心のどこかにお楽しみもないと続かないので、やはりあれこれしてしまうわけである。

なに言ってるの?

しらんがな。

出ました、しらんがな!

やかましわ。

象気功

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