梅雨の予感を表現して白あやめを生ける

花ばかり生けやがって、お前は華道家かよ。

そうです、わたしが華道家の変なおじさんです。

変なじじいだろ。

😢え~~~~~~~~~~ん。

ううむ、くそつまらん。

ということで、アヤメはアヤメ科アヤメ属の多年草である。

そらそうだ。

前回に生けたジャーマンアイリスはドイツアヤメともいう通りアヤメからの交配種であるが、いわばこちらが本家であるわけである。

漢字では菖蒲と書くが、蒲の穂状の花のショウブも菖蒲と書くので、その混同を避けるために、季語としてのアヤメは白あやめ、あるいは花あやめと称するのである。

ちなみにアヤメはユリ目アヤメ科で、ショウブはオモダカ目サトイモ科であるので、葉の形が似通っているが系統がまったく違う植物である。

そこで一句。

夕風に 水の予感の 白あやめ

何言ってるの?

しらんがな。

アヤメの花が咲くと、梅雨の予感がひしひしとあたしの心のひだにあれこれするのである。

実際には梅雨入りはもう少し先であるが、アヤメを見ると水あるいはしっとりとした感覚が醸し出されて、いつも「ああ、夏が来る」と思うのはあたしだけかね。

ううむ、きわめてちょーしが悪いな。

象気功

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