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初夏の訪れを祝ってシャガとトキワマンサクを生ける

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ううむ、我ながらなかなかダイナミックで華やかなできあがりだ。 ああ、自分の才能がつくづく怖い。 自画自賛が済んだところで、まあ、初夏というのは現在の暦では5月初旬から6月初旬を表す言葉である。 旧暦の二十四節気では、立夏(5月6日頃)に始まって、小満、そして芒種(6月5日頃)の前日までのことを言うわけであるが、まあ、いずれにしてもおおむね5月から梅雨のころまでということである。 とにもかくにもこのところ気温が急に上昇して夏日がちらほら散見する今日この頃、初夏の趣きのここちよい風がふきそよぐわけである。 そんなこんなで我が象形流華道も夏の雰囲気を醸し出すことに注力する頃合いとなったので、いかにしたらそれが叶うか苦心の末、いつものように野山を走り回り、シャガとトキワマンサクをゲットして、てきとーに生けたわけである。 てきとーといってもそこはそれ天才華道家のあたしであるので、基本はおさえた華やかな表現を旨としてあれこれそれこれしたのは言うまでもないことである。 シャガ(射干)は別名を胡蝶花(こちょうか)といい、アヤメ科 アヤメ属の常緑多年草である。 開花期は4月から5月で今が盛りの花であるが、地方によって違うのは言うまでもないことでる。 トキワマンサクは、マンサク科トキワマンサク属の常緑樹である。 開花期は4月から5月初旬であるが、これも地方によって違うのは言うまでもないことである。 まあ、そんなとこかな。 ・ 象気功

晩春の華やぎを表現してドウダンツツジとツツジを生ける

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白い花がドウダンツツジで、赤い花がおなじみのツツジである。 右下に伸びるドウダンツツジの枝はシンメトリーを崩すための華道の基本としての一手である。 ドウダンツツジは古来より有毒という定説があるが、近年は無毒というのが定説である。 ドウダンツツジ(灯台躑躅、満天星)は、ツツジ科ドウダンツツジ属の植物で、4月ごろが開花期で白い釣り鐘型あるいは壺型の鈴蘭のような花をつける。 灯台躑躅の語彙は枝分かれしている様子が夜間の明かりに用いた結び灯台の脚部と似ており、その「トウダイ」から転じたものと言われている。 満天星の表記は中国語名の表記に和名のドウダンツツジの読みを充てたものである。 なるほどね。 晩春の季語である満天星の花(ドウダンノハナ)はそのへんから来ているわけである。 二十四節気では晩春を清明(4月5日ごろ)から立夏の前日(5月5日ごろ)までと定めているが、まあ、旧暦を基準としているので現代の実際の感覚とは多少違うかもしれないのである。 晩春というとなんとなく春のたそがれという趣きがあるが、山野は春爛漫真っ盛りで、我が100万坪の大庭園も今を盛りとあれこれの花が咲き乱れているのである。 その膨大な華やぎを花器である薄端(うすばた)の上に表現したわけである。 そこで一句。 満天星の花にカラスの笑い声 ううむ、やはり天才だ。 クンダリニー暴発により脳が覚醒している。 いや、べつにしゃぶのせいではない。 こらこら誤解されるからよしなさい。 ・ 象気功

春爛漫の庭を表現して紅白のツバキとニシキギを生ける

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  なにしろ春であるので、我が100万坪の庭園は花が咲き乱れ樹々は緑に装い、あたしら無粋な脳みそ筋肉系華道家にも日本の美しい季節の移り変わりを見せてくれるわけである。 誰が脳みそ筋肉系華道家だ。 その春爛漫をいかに表現するかが華道家の心意気であるが、文章がいいかげんなのは腹が減ってるからである。 腹が減っては戦はできぬの例え通り、花戦(はないくさ)ともいうとおり華道家の戦場にいざ出陣したからには命を懸けて花を生けるのが正しい人生の対処法である。 こらこら、てきとーにキーボードを打ってるが、内容がないようなんちゃってねなんちゃってね~~~~。 ああ、日本を建て直し日本の未来を造るために現わされた史上最強の超絶念力を持つ天才霊能気功師日本の守り神の象師匠がこの体たらくでは、日本の明日はどうなるんでしょうねえ。 バカ? バカで~~~~~す。 しかし、このブログの意図はなんなんだよ。 しらんがな。 上部に凛として屹立しているニシキギ(錦木)は盆栽や庭木として大変人気があり、どなたにも育てやすいニシキギ科ニシキギ属の低木である。 ここでは春の表現として緑の葉と小さな果実を題材としてるが、ニシキギの人気は名前の由来ともなっている錦のような秋のみごとな紅葉である。 それを今言うかという展開であるが、浅学菲才とはいえ知識をひけらかすということで自己満足のために一応言っておくのである。 性格が最悪だなあんたは。 ほっといてくれ。 てなとこかな。 こんなの公開して大丈夫かね。 ならやめればよかろう。 やだよーだ。 あんたはなんかのびょうきか? ハイパーグラフィアです。 もうわかったからいいよ。 ・ 象気功

春の風を表現してモクレンとムラサキハナナを生ける

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やわらかな春の風が左から右に吹いているのである。 象形流華道は生ける時間が基本的に5分というコンセプトであるので、そのためにあらかじめ脳の中では完成図を描いておいて、山野を走り回って花を採集するときに切りそろえておくのである。 街の生花店で売ってる切り花とちがい、自然の花は生けると水上げが悪く寿命が短いものが多く、うっかりしてると数時間でしおれたりするので、一瞬の芸術である。 水上げとは生け花において、切り花として摘花後に花の鮮度を保つために水を吸わせる作業である。 上部の紫色の大きな花がモクレンである。 元来のモクレンは観賞のためではなく、そのつぼみが漢方で「辛夷(しんい)」と呼ばれ、頭痛や鼻炎の薬とされたそうであるが、もちろん我が家のモクレンはそのために植えたわけではなくある意味勝手に育って紫紅の花を咲かせているのである。 下部のねじめ部分のムラサキハナナの本名はオオアラセイトウでアブラナ科オオアラセイトウ属の年を越して翌年に枯れる越年草である。 別名に諸葛孔明が広めたといういわれからショカツサイとも呼ばれ、形状が似ている菜の花(アブラナ)にと野菜としての利用や種から油を採取する実用野菜である。 実は我が家ではこの花を古来よりダイコンドウと呼んでいたのであるが、今回生けるにあたって調べてみるとムラサキハナナはハナダイコンとよく似ているため混同しているのであろうということが分かったのである。 ムラサキハナナとハナダイコンの違いは、ムラサキハナナの葉が広がっているのに大してハナダイコンの葉は細いということがあり、また、ムラサキハナナの花は一輪ごとに離れているが、ハナダイコンの花は密集しているという違いがある。 まあ、別に生け花としてはどーでもいいわけであるが、ブログに掲載するにあたってはやはり正確なところを知りたいわけである。 ちなみに生けた次の日にモクレンの花が開いたのである。 あーらびっくりね。 ・ 象気功