初夏の訪れを祝ってシャガとトキワマンサクを生ける

ううむ、我ながらなかなかダイナミックで華やかなできあがりだ。

ああ、自分の才能がつくづく怖い。

自画自賛が済んだところで、まあ、初夏というのは現在の暦では5月初旬から6月初旬を表す言葉である。

旧暦の二十四節気では、立夏(5月6日頃)に始まって、小満、そして芒種(6月5日頃)の前日までのことを言うわけであるが、まあ、いずれにしてもおおむね5月から梅雨のころまでということである。

とにもかくにもこのところ気温が急に上昇して夏日がちらほら散見する今日この頃、初夏の趣きのここちよい風がふきそよぐわけである。

そんなこんなで我が象形流華道も夏の雰囲気を醸し出すことに注力する頃合いとなったので、いかにしたらそれが叶うか苦心の末、いつものように野山を走り回り、シャガとトキワマンサクをゲットして、てきとーに生けたわけである。

てきとーといってもそこはそれ天才華道家のあたしであるので、基本はおさえた華やかな表現を旨としてあれこれそれこれしたのは言うまでもないことである。

シャガ(射干)は別名を胡蝶花(こちょうか)といい、アヤメ科 アヤメ属の常緑多年草である。

開花期は4月から5月で今が盛りの花であるが、地方によって違うのは言うまでもないことでる。

トキワマンサクは、マンサク科トキワマンサク属の常緑樹である。

開花期は4月から5月初旬であるが、これも地方によって違うのは言うまでもないことである。

まあ、そんなとこかな。

象気功

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