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ほころび始めた梅で春の息吹を表現する

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さて、我が道場の100万坪の大庭園に植えられた梅の木も春の訪れを早くも感じたのか、白い花がほころんできたので、さっそく採集して生けたのである。 ほころぶはほころびるの転用で、もともとは固く結ばれたものがほどけるという意味合いであったが、顔がほころぶなどさまざまな場面で使用されるようになったということである。 この場合、花の蕾 (つぼみ) が少し開くあるいは咲きかけるてな意味合いである。 ああそーかよ、そらよかったな。 まいどのお約束はともかく、添えに何を合わせようかとあれこれ探したが、なにしろまだ2月の厳寒であるので、我が自然農園の片隅に生えていたクレソンを生けたのである。 地中から立ちのぼる春の息吹を梅の枝で表現してみたのである。 さすがは天才華道家象師匠の渾身の感性であるが、分かる人には分かるし分からない人には分からないのはいたしかたないのは言うまでもないことである。 とは言っても、なにしろバックの道場入口の壁が杉の原木であるので、色合いがかぶってなかなか写真家としては難しい光の具合である。 誰が写真家だ。 ハイハイ、わかりましたから先に行ってください。 かしこまりました。 最近それがお気に入りかよ。 まあ、それもこれも神の思し召しであるので、そのままフォトとして収めてアップするわけである。 何を言ってるのかあいかわらずわけがわからないわけであるが、まあ、そういうことである。 どーゆうことだよ。 しらんがな。 ・ 象気功

コマツナとスイセンとクチナシの実を南国風に生ける

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表題のようにカタカナで書くと味気ないが、漢字で書くと小松菜と水仙と梔子の実である。 2月に入って太陽が高くなり極寒の冬という感覚も薄れて、そろそろ春の芽吹きもみられる昨今であるが、自然の草花樹木を生ける華道家としてはまだまだ花材を集めるのに苦労する今日この頃である。 それでも我が100万坪の広大な庭園に野生しているコマツナは冬を超えて巨大に育ち、さしずめ東南アジアのジャングルを思わせる風情である。 それならば、南国の景色を生けてみようということで、クチナシと春に先駆けて咲きほころんだ白い水仙を合わせて、かつて象気功タイ本部があったラチャダムリ通り付近の街角の雰囲気を表現してみたわけである。 まあ、タイに行ったことがあれば多少は言いたいことが分かると思うが、南国の暑さと匂いがそこはかとなく漂ってきそうな情緒を味わっていただければ幸いである。 生け花は芸術の最たるものの一つであると思うが、古来からの流派の基本を外してさらなる表現の世界を探求すべく日夜精進する所存である。 天才とは常に高みを目指して限界を超える方法を探しちゃう人のことである。 さらに象気功の能力開発メソッドの威力は、あたしの芸術的才能をさらに開花させ計り知れないあれこれである。 何言ってるの? 知らんがな。 ・ 象気功