ほころび始めた梅で春の息吹を表現する


さて、我が道場の100万坪の大庭園に植えられた梅の木も春の訪れを早くも感じたのか、白い花がほころんできたので、さっそく採集して生けたのである。

ほころぶはほころびるの転用で、もともとは固く結ばれたものがほどけるという意味合いであったが、顔がほころぶなどさまざまな場面で使用されるようになったということである。

この場合、花の蕾 (つぼみ) が少し開くあるいは咲きかけるてな意味合いである。

ああそーかよ、そらよかったな。

まいどのお約束はともかく、添えに何を合わせようかとあれこれ探したが、なにしろまだ2月の厳寒であるので、我が自然農園の片隅に生えていたクレソンを生けたのである。

地中から立ちのぼる春の息吹を梅の枝で表現してみたのである。

さすがは天才華道家象師匠の渾身の感性であるが、分かる人には分かるし分からない人には分からないのはいたしかたないのは言うまでもないことである。

とは言っても、なにしろバックの道場入口の壁が杉の原木であるので、色合いがかぶってなかなか写真家としては難しい光の具合である。

誰が写真家だ。

ハイハイ、わかりましたから先に行ってください。

かしこまりました。

最近それがお気に入りかよ。

まあ、それもこれも神の思し召しであるので、そのままフォトとして収めてアップするわけである。

何を言ってるのかあいかわらずわけがわからないわけであるが、まあ、そういうことである。

どーゆうことだよ。

しらんがな。

象気功

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