薬膳料理の薬効の広がりを表現してドクダミとパクチーとアザミを生ける

白い大きめの花がドクダミで、周囲の白い小さな花がパクチーで、紫色の花がアザミである。 自然派華道家として花材を求めて野山を散策していると、食べられる野草があちこちにあるわけである。 しかし、これが似たような毒性のある植物いわゆる毒草もあるので、野草のシロートは注意しなければならないのである。 しまった、あたしもシロートだった。 もちろん天才華道家の象師匠といえども、毒草についてはたいした知識もないのである。 なにしろIQ140の極め付きの低知能であるから、知ってることしか知らないのである。 そらそうだ。 キノコ同様に安易に判断して野草を食べると、「イテテテ、おなかが痛い、吐き気もする、救急車呼んでくれ~」なんてことにならんとも限らんのである。 何事もシロート判断は怖いので、我が100万坪の大菜園で育てたアザミとパクチーとドクダミを採集して薬膳料理として食う前に生けるわけである。 ドクダミとパクチーはともかく、意外に知られていないのが、アザミは食用あるいは薬膳となることである。 アザミはキク科アザミ属の多年草で、開花期は主に5~10月であるが種類によって違う場合もある。 料理法は野草の定番の天ぷらにしたり、早春の柔らかい新芽を茹でてお浸しや味噌汁に入れたり、育ったものは葉を取り除いて茎や根の部分を塩を一つまみ入れてよくアク抜きして油炒めにしたり塩漬けにしたりするのである。 食物繊維、カリウム、カルシウム、ポリフェノールを含み、薬膳としては利尿、解毒、止血、むくみ、にきび、吹き出物などに効果があるとされているのである。 ということで、ドクダミとパクチーとアザミの薬膳としての薬効が人体数十兆個の細胞に広がる様子を表現してみたわけである。 まさに気功の一環としての生け花である。 なるほどねー。 自分で感心するなよ。 いや、何か一発ボケとかないと。 ボケになってないけどねー。 そら悪かったね、ぷんぷん。 ヘタクソかよ。 ・ 象気功