6月の熱気を表現して赤いバラを生ける

6月は梅雨というイメージが強いが、梅雨入り前は夏日が連続して熱気はいやおうなく室内にも入り込み、エアコンをつける日も多くなるのである。

あたしは夏は嫌いではないので、熱気もなんのそのであるが、その熱気を生け花として表現するのはなんだろねと我が100万坪の大庭園を走り回って探索したらば、ふと生垣の一部の赤いバラに目が留まったわけである

赤いバラの花言葉はご存じの通り「情熱」「愛情」「美」「愛の告白」「熱烈な恋」などである。

てなことで、たとえば異性に赤いバラを送るということは、ともすると愛の告白あるいは愛情の表現的ととられかねないわけであるし、もちろんそのような意図で送ることは正しい使用法である。

まあ、生け花ではそんなことはとくに意識して生けるわけではないが、そこはそれ、なんとなくやはり情熱の表現手段としては赤いバラに勝るものはないのである。

気功的には赤は丹田活性化という効果があるので、赤いバラは情熱というのはあながちイメージだけではないわけである。

赤を見ることにより脳の丹田周囲のチャクラが活性化して氣を生み出し、氣道を充実拡充し、内臓の血流を促し、まさに情熱を生み出すわけである。

情熱は人間の行動の大きなモチーフであるので、それを花に託して表現の糧とするのである。

情熱があればなんでもできるが、しかしそれには情熱を醸し出す条件が必要である。

生け花鑑賞が丹田活性化を生み出し、その情熱を醸し出す条件のひとつとなれば幸いであることを念じて赤いバラを生けたわけである。

なるほどね~。

自分で感心するなよ。

象気功

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