紅葉したドウダンツツジと白いサザンカを生ける


市販の切り花を買ってきて漫然と生けるありきたりなお稽古としての生け花とは違い、象形流華道は野を走り山に登り森林に分け入り自然の野の花、野草、樹木を採集して生けるという氣の修行としての生け花であるので、冬に入り生ける花も限られてきたわけである。

しかし、もちろん体力自慢の象師匠であるので、本日もうちの裏山に分け入り今を盛りのドウダンツツジと白いサザンカを採集して生けたのである。

山の情景をどのように表現しようかと考察して、ねじめに雪をイメージする白いサザンカを配して紅葉したドウダンツツジの根元に降り積もった初雪としたのである。

そこはそれ生け花はゲージュツであるので、しっかりと表現するものがなければいけないのは言わずもがなであるが、デザインに固執すると色合いと形にとらわれて本末転倒になる場合も多々あるわけである。

氣の修行の一環としての視空間認識力の向上を画策するばかりでなく、我が象形流気功道場の入り口を飾り開運招福のための生け花でもあるので、華やかさも必要である。

ドウダンツツジ(灯台躑躅、満天星)は、ツツジ科ドウダンツツジ属の植物で、4月から5月中旬ごろに白い花を付ける低木の落葉広葉樹である。

うちの近所では11月から12月中旬ごろに紅葉の盛りとなり今回の作品となったわけである。

象気功

コメント

Unknown さんの投稿…
華やかで気分が上がります

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